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アラサーシングルマザーの日々の足取り

周りの恋愛成功者を分析した結果

 

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最近、漫画家鳥飼茜さんの本を読んでいる。

 

同じ漫画家の浅野いにおさんと再婚したというビッグニュースをナタリーがツイートしていて、二人とも大好きな漫画家さんではあるが全然結婚っていうイメージがないサブカル巨匠達の私生活を覗きたくて購入。

 

何これ?私の気持ちを代弁してくれたの?

 

ってなるくらい共感。止まらなくて半分すぐに読み上げてしまった。

 

私は結婚がゴールだとか成功だとかは思っていない。けど、好きな人に好きだと思われているのは成功だと思っている。どんな形であれ、いつの時代も両思いってのは私にとって成功者なのである。

 

鳥飼さんは好きな人と結婚したので、成功者なのかもしれないが、結婚するまでの間の、彼氏との葛藤や、元夫との子どものこと。私は別れたので終わってしまったけど、本当に言いたかったのはこれ!交際中思ってたことってこれ!ってくらいヒットして、交際中にこの本を是非彼氏に見せてあげたかった!って思うくらい代弁されてて胸が痛くなった。

 

鳥飼さんと私の決定的な差は

私はマジで何も言わないし、何も言えない人

鳥飼さんはちょっと言ってる人。あとは年収と環境。それくらい

 

0と1って少しの差かもしれないけど、めちゃくちゃ大きいことで、1に踏み出す勇気(ここでは何か発言する一歩)、私はいつだって持ち合わせていない。

26年間生きてきて、今回の恋愛で1回だけ0.2くらい言った。言えたのだ、発言できる環境を自ら作り、時間を設けてもらい、言えたのだ。発言したことで彼には新しい問題が発生したと言われたにも関わらずその日は言えたという達成感に満たされて、彼氏の問題にその日取り組もうとせず(後から考える予定で勿論あとからも考えた。考えたけどもう言わなかった。)これからは1になれなると思ってた。でもそのたった1回だけでは1になることはできなかった。むしろ、その1回きりでもう言うのはやめた。お互いに意見交換をしてそこからなにか生まれたと勘違いしてたが数ヶ月経ち結局なんの進歩もなかった。結局0に戻ってしまった。もう何か言うのはやめようって。

私が0だとしたら鳥飼さんは0.5〜1で他のみんなは4とか5。比べるのは忍びないけど私が鳥飼さんと同じ立場であれば鳥飼さんの年齢に達するまであと10年。10年は0.2を引きずって0.5まで彷徨うことになる。長い

 

みんな元々0だったはずなのに、なんで私とそこまで差が開いたのか。今4とか5とかの発言権がある人は、成功体験を積んできたのと臆しない心を持っているからだ。それを今まで怠ってきた私が0なのは当然のことだ。自分が傷つくのが嫌だから相手にどう受け取られるか怖いから、そうやって目の前のことからずっと逃げてきた代償だ。

(今後鳥飼さんの本から抜粋する文章が多くなるかもしれないけど、相当感化されているのでソッとしてほしい。)

 

鳥飼さんの6月9日の日記に、

奥さんのことを書いた旦那さんのブログの話があった。その奥さんは旦那さんに、嫌い!だとか離婚!だとかすぐ言うみたいだけど、それが言えるのは[相手に自分が受け入れられている]という圧倒的信頼があるからだと書いてあった。

 

その通りである。私の母を含め、周りの恋愛成功者(とっても夫婦円満)は皆、口を開ければ、旦那や彼氏の不満を言っている。ただ、一括りに不満といっても、なんだかとても愛のあるものだ。そして、その不満を旦那さんや彼氏本人にもぶつけている。思えば、彼女らは学生の頃から彼氏の不満などを私たち友人にも、彼女らの彼氏本人にも言っていた。

彼女達は皆、発言権4.5の人間なのだ。思ったこと感じたこと、言いづらいことも逃げずに発言して、1回くらい失敗しようがずっと続けて積み重ねてきた。そういう成功例が、自信へと繋がって[相手に自分が受け入れられている]絶対的信頼と、自信を生み出したのではないかと今にして分かった。

 

そうなると26歳から、0.2進めたものの戻って0になった私が彼女らに追いつくまでには相当な時間と精神力を要しそうである。考えるだけでもう挫けそう。

 

相手のことを受け入れている自信はある。あるけど、相手に受け入れられている自覚と受け入れられるのか?その類の自信が一切ない私を、そりゃあ相手も受け入れる気にはならないよね。

 

これからは受け入れてもらえる努力も必要と課題ができた。いつの話になるのか分からないけど